キーボードの配列の仕組み
皆さんこんにちは、バイト出勤日を1週間間違えて悲しい思いをしたクリペイです。
今日は、今この文章を打つために使っているキーボードの謎に迫りたいと思います
今皆さんがお持ちのキーボードの配列は(改造とかしない限り)QWERTY配列です
名前の由来は、左上からQWERTYと並んでいるからという単純なもの
そんなキーボードで文字を打つことは多々あると思いますが、なんでQWERTY配列になったかご存じですか?実はこの配列になったのにはいろいろな理由があるのです
キーボードの配列はタイプライターの配列にと同じにされています
つまり、タイプライターの配列の歴史がQWERTY配列を作っています
タイプライターの配列は最初からQWERTY配列だったわけではありません
最初のタイプライターの配列はいたって単純で、ABC順にアルファベットを横に並べただけでした
「ABCDEFGHIJKLMN
ZYXWVUTSRQPO」
そこから母音はよくつかうので、1番上の行に置かれます(真ん中の列には今でもこの名残が見て取れると思います、ご自身のキーボードを見てみてください)
「AEIYUO
BCDFGHJKLM
ZXWVTSRQPN」
昔は、「I」を「1」の代わりに使っていたそうで、当時の年号1871を打ちやすいように「I」を8の近くに置きます(キーボードを見てみてください)
また、一番使われやすい「T」は真ん中に、「Z ,S ,E 」が近い理由はモールス信号の関係で近い方が都合がよかったのです(気になる方はモールス信号を調べてみてください)
「QWETYIUO
ASDFGHJKLM
ZCXVBNRP」
「er」や「re」というつづりをする英語が多いのでEとRを近くに置きます
1=I と同じように0=O として使われていたので、IとOを近くにします
「QWERTYUIO
ASDFGHJKL
ZXCVBN」
Mが下の段にあるのは、特許に引っかからないようにするためです
こうして、いろいろな要因がからみ今のキーボードの配列になったのでした
使いやすさを追求し改造していく、やることは昔から変わってないんですね
そんなことを思う今日この頃でした。